プログラム

特別講演のご案内はこちら

2015年7月31日(金)

 ★AASTのCECcredits対象プログラム
時間 カテゴリー 内容 演者
08:30− 受付開始
09:20−09:30 Opening remark
[スペース36 L]
組織委員長:
立花直子(関西電力病院 神経内科・睡眠関連疾患センター)
09:30−11:30 ★2.0
教育プログラム1
[スペース36 L]
「眠い」の基礎・睡眠の診療技法 オーガナイザー:
河合真(スタンフォード大学 睡眠医学センター)
11:30−12:00 部屋移動および弁当配布時間
12:00−13:00 ランチョン
セミナーA
[スペース36 L]
高齢者の睡眠の特徴と睡眠障害の対策について
(スポンサー:MSD株式会社)
座長:
池田学(熊本大学大学院生命科学研究部 神経精神医学分野)
演者:
香坂雅子(特定医療法人朋友会 石金病院)
ランチョン
セミナーB
[タワーウエスト22(A会議室)]
ナルコレプシー診療のフロントライン−類縁疾患も含めて−
(スポンサー:アルフレッサファーマ株式会社/田辺三菱製薬株式会社)
座長:
谷口充孝(大阪回生病院 睡眠医療センター)
演者:
井上雄一(東京医科大学 睡眠学講座)
13:00−13:40 Coffee breakおよびポスターセットアップ
[ポスター展示:スペース36 R]
13:40−15:10 教育プログラム2
[スペース36 L]
新薬の承認審査 −決めること、決めていないこと− 座長:
高橋正也(独立行政法人 労働安全衛生総合研究所)
演者:
小野俊介(東京大学大学院薬学系研究科 医薬品評価科学講座)
15:10−15:40 Coffee breakおよびポスターセットアップ
[ポスター展示:スペース36 R]
15:40−16:10 ★2.5
ワークショップ
[スペース36 L]
睡眠診療のtips
・小児のPSGをスコアする際に
 知っておきたい基礎知識
・COPDを合併するOSAS患者
 のCPAP治療で留意したい点
・SSRIが睡眠に及ぼす影響
座長:
三上章良(大阪大学キャンパスライフ支援センター)
演者:
半田早希子(九州大学病院 睡眠時無呼吸センター)
清水孝一(武蔵野赤十字病院 総合診療科)
谷口充孝(大阪回生病院 睡眠医療センター)
16:10−18:10 ワークショップ
[スペース36 L]
症例検討会(医師向き) 進行役:
小栗卓也(公立陶生病院 神経内科)
ワークショップ
[タワーウエスト22(A会議室)]
脳波計があれば睡眠がわかる(技師向き)
(共催:日本光電工業株式会社)
進行役:
川名ふさ江(ゆみのハートクリニック)
企画:
小林真実(公益財団法人東京都保健医療公社 荏原病院)
18:10−18:30 部屋移動およびスナック配布時間
18:30−19:30 トワイライトセミナー
[スペース36 L]
Autoimmune disorders and sleep
(スポンサー:大塚製薬株式会社)
座長:
望月秀樹(大阪大学大学院医学系研究科 神経内科学)
演者:
Alex Iranzo(Neurology Service, Hospital clinic de Barcelona, Spain)

2015年8月1日(土)

 ★AASTのCECcredits対象プログラム
時間 カテゴリー 内容 演者
09:00−11:00 Talking Poster
[スペース36 L]
進行役:
大倉睦美(大阪回生病院 睡眠医療センター)
小林真実(公益財団法人東京都保健医療公社 荏原病院)
11:00−11:30 総会
[スペース36 L]
11:30−12:00 部屋移動および弁当配布時間
12:00−13:00 ランチョン
セミナーA
[スペース36 L]
鼻腔咽頭気道研究-up to date-
(スポンサー:フィリップスレスピロニクス合同会社)
座長:
友田幸一(関西医科大学 耳鼻咽喉科 頭頸部外科学講座)
演者:
鈴木雅明(帝京大学ちば総合医療センター 耳鼻咽喉科)
ランチョン
セミナーB
[タワーウエスト22(A会議室)]
てんかん発作と睡眠の関係
〜原因と結果、そして介入方法を考えてみる〜
(スポンサー:エーザイ株式会社)
座長:
兼本浩祐(愛知医科大学精神科学講座)
演者:
河合真(スタンフォード大学 睡眠医学センター)
13:00−13:30 Coffee breakおよびポスタービューイング
[ポスター展示:スペース36 R]
13:30−14:30 ★1.0
組織委員長講演
夜中動くものに魅せられて 座長:
香坂雅子(特定医療法人朋友会 石金病院)
演者:
立花直子(関西電力病院 神経内科・睡眠関連疾患センター)
14:30−14:45 Coffee breakおよびポスタービューイング
[ポスター展示:スペース36 R]
14:45−15:45 ★1.0
特別講演
Looking into sleep from the viewpoint of neurophysiology 座長:
立花直子(関西電力病院 神経内科・睡眠関連疾患センター)
演者:
Dr. Federica Provini(IRCCS, Institute of Neurological Sciences of Bologna and Department of Biomedical and Neuromotor Sciences, University of Bologna, Italy)
15:45−16:00 Coffee breakおよびポスタービューイング
[ポスター展示:スペース36 R]
16:00−17:15 Poster Session 1
[スペース36 R]
17:15−17:30 Coffee break
17:30−18:30 Poster Session 2
[スペース36 R]
19:30−21:30 懇親会

2015年8月2日(日)

時間 カテゴリー 内容 演者
09:30−09:35 サテライト
シンポジウム
「閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療に口腔内装置を活かすために」
(後援:一般社団法人大阪府歯科医師会
協賛:ソムノメッド、フクダライフテック関西株式会社)

[スペース36 R]
オリエンテーション 座長:
加藤隆史(大阪大学大学院歯学研究科 高次脳口腔機能学講座)
津田緩子(九州大学病院 口腔総合診療科)
09:35−10:00 1:OSASの病態及び診断治療の流れと歯科の位置づけ 演者:
河合真(スタンフォード大学睡眠医学センター)
10:00−10:25 2:OA治療に際して共有すべき検査の知識と注意点 演者:
野々上茂(大阪大学医学部附属病院 睡眠医療センター)
10:25−10:50 3:OA治療のエビデンスと歯科における臨床の流れ 演者:
津田緩子(九州大学病院 口腔総合診療科)
10:50−11:05 Coffee break
11:05−11:25 4:OA治療の実際と開業歯科医師がOAを依頼されて戸惑うこと 演者:
山本知由(市立四日市病院 歯科口腔外科)
11:25−11:45 5:医師がOAを選択する理由 演者:
谷口浩一郎(関西電力病院 神経内科・睡眠関連疾患センター)
11:45−12:05 6:OA治療で求められる医科・歯科のコミュニケーション 演者:
佐々生康宏(ささお歯科クリニック 口腔機能センター)
12:05−12:30 総合討論


特別講演
 “Looking into sleep from the viewpoint of neurophysiology”
  
特別講演  Dr. Federica Provini
  Assistant Professor
   
  IRCCS, Institute of Neurological Sciences of Bologna
  and Department of Biomedical and Neuromotor Sciences,
  University of Bologna, Italy

 第7回ISMSJ学術集会では、特別講演に伊・ボローニャ大学のFederica Provini先生をお招きいたします。

 ボローニャ大学は古くから神経生理学の臨床研究が盛んに行われてきた大学です。特に睡眠医学に関しては、パイオニアの一人であるElio Lugaresi教授を中心に、この領域を長年牽引してきた殿堂的な施設です。Provini先生はボローニャ大学を卒業後、”Pre-dormitum: neurophysiological study(入眠期に関する神経生理研究)”にて博士号を取得。その後も同大学にて、睡眠中の運動異常症の特徴や、神経疾患(特に変性疾患)の睡眠の特徴についての臨床研究を継続されてきました。Provini先生の研究は、直接的な睡眠観察とビデオ-睡眠ポリグラフ(video-PSG)所見と組み合わせた、いわば睡眠医学の正統的な手法が中心です。この手法をもとに、Provini先生は、これまでに数多くの睡眠関連疾患の臨床像や神経生理学的特徴を明らかにされました。

 Provini先生の主な業績は以下のとおりです。

  1. 睡眠関連てんかん症候群(夜間前頭葉てんかん)の臨床的・神経生理学的特徴の解明。Provini先生の100症例を対象とした直接観察やvideo-PSG記録に基づく知見は世界に類がなく、本疾患の診断基準の根拠にも採用されています。
  2. 下肢静止不能症候群(Willis-Ekbom病)(RLS/WED)にみられる睡眠時周期性四肢運動(PLMS)の病態解明。Provini先生はRLS/WED患者にみられるPLMSについて初めて詳細な電気生理学的検討を行い、脊髄における異常な興奮性が関与しているとの仮説を提唱されました。この研究成果は、国際的なRLS/WEDの診断スケールにも影響を与えています。
  3. 入眠期固有脊髄路性ミオクローヌスの疾患概念確立。脊髄内で生じた異常興奮が介在神経を介して吻尾側方向に伝播し、連続的なミオクローヌスが出現するというユニークな特徴を有する本疾患は、Provini先生らによる観察と神経生理学的追求により詳細が明らかとなりました。
  4. Agrypnia excitata*の概念の提唱。致死性家族性不眠症、Morvan症候群、振戦せん妄(アルコール離脱せん妄)では、モノアミン神経系の持続的活性化や概日リズムの喪失を背景に、徐波睡眠の減少・夢幻様昏迷・運動および自律神経の過活動状態が共通してみられることを指摘し、この状態を”agrypnia excitata*”と名づけられました。(*持続的な興奮性不眠状態を意味するが、定まった邦訳はない)


 今回はProvini先生より、”Looking into sleep from the viewpoint of neurophysiology(神経生理学の視点から睡眠をみる)”というタイトルでご講演いただくことになりました。直接的な睡眠観察やPSGの生波形から、いかに脳機能を推測できるか、いかに多くの新奇的発見が導かれるか、といった睡眠医学の面白さを学べるものと思います。

【主な論文業績】

  1. Provini F, Plazzi G, Tinuper P, Vandi S, Lugaresi E, Montagna P. Nocturnal frontal lobe epilepsy. A clinical and polygraphic overview of 100 consecutive cases. Brain 1999;122:1017-31.
  2. Provini F, Vetrugno R, Meletti S, Plazzi G, Solieri L, Lugaresi E, Coccagna G, Montagna P. Motor pattern of periodic limb movements during sleep. Neurology 2001;57:300-4.
  3. Vetrugno R, Provini F, Meletti S, Plazzi G, Liguori R, Cortelli P, Lugaresi E, Montagna P. Propriospinal myoclonus at the sleep-wake transition: a new type of parasomnia. Sleep 2001;24:835-43.
  4. Lugaresi E, Provini F. Agrypnia excitata: clinical features and pathophysiological implications. Sleep Med Rev 2001;5:313-22.